つぶやきノート

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たるをしることについて

※この記事を書いてひと月ほど経ったころ、あるいきさつから、自分をふりかえるきっかけがあったので、今は一部考えが変わっていることを先に述べておく。

それに関する記事はこちら
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足を知る(たるをしる)

これを心がけている。


欲というものは、貪り出したらキリがない。
貪欲であることは、高い目標を持つ人や、なりたいもの、やりたいことがある人達には必要だと思う。

だが私には、なりたいものもやりたいことも特にない。それが幸せか不幸せか論じることはあえてしない。
生き方も価値観も人それぞれ、数々の選択をしてきた結果が今の自分だから、それを受け入れなければ前には進めない。


いや、正直なところ、なりたいものはあった。
だが、手に入れることはできなかった・・・だから他のもので埋めようとした、けど埋まらなかった。


そして、なりたいもの(足りないもの)を求めるのではなく、自分自身の内面的な心の豊かさを養おうと思った。
美しいものに触れて感動することだけではなく、少しのものでも"自分にはちょうどいい"と、満足できることも含めて。


「自分はまだまだ未熟だから、もっと成長しなければ」日々そんなふうに思うことがたくさんある。
でも、それって結局自己否定。今の自分を受け入れてあげることができない自分に、まだ負荷をかけようとしてる。負のスパイラル。

そうじゃないんだ、不完全であっても、今のままの自分でいいんだよって、受け入れてあげること。きっとそれも足を知ること。


みんなが不味いというものを美味しく感じたって、みんなが好きだというものを好きになれなくたって、無理して合わせなくていい。
人との関わり合いの中で、そこにうまくなじめない自分を、心の中でいつも否定してる。そんな生き方はもうやめよう。私は私の感じたままを大切にしたい。


人と違うことをけなしもせず、誇りもせず、いまここにいるそのままの私を大切にしてあげること。
それも、足を知ることのひとつではないかと思う。