つぶやきノート

日々のアレコレを記録してます

ゴミ屋敷からの脱出

現在、プチ家出中である。

今まで、GWとは他人のイベントであって、自分には関係ないと思っていたのだが、GWをいただけたので、有意義に過ごしてみようと、今日から家の片付けを始めた。

だが、やる前から分かっていることではあるが、家族から感謝などされないし、あれはどこへやった、これは捨てないで等々…自らが散らかした部屋を掃除しない人に限って、口出しはするのだ。

今日は何も言わせない…というか、これで文句言われたらもう、本気で死にたくなる。

片付けているうちにあまりのひどさにウンザリを通り過ぎ、憂鬱で憂鬱で仕方がなかった…けど、私が片付けなければ誰も片付けない。家族はいつかやるつもりではいるようだが、もう一年以上まともに片付けているのを見たことがない。
右から左、下から上、上から下の移動のみで、整理整頓はおろか、レシート1枚さえ、不要な郵便物さえも…何も捨てられないのだ。

いつやるの?

とか、ちょっと古いネタで自分を励ましながら、家の中をキレイにしたい一心で、3年も前の新聞やら、あまり見たくない虫の抜け殻みたいなものの残骸や、ネコのオシッコ臭くなった床とそこに散らばったレシートや郵便物、チラシやパンフレット、録画したまま放置のDVDの山、ホコリやクモの巣にまみれたいろいろなものたちをかき集めてゴミ袋に入れる。

腰も痛い、ゴミも、30Lのゴミ袋が6つか7つくらいできたけど、部屋の中はこれっぽっちも片付いてない。

片付けても片付けても、また新聞や雑誌やチラシ、郵便物、食べ物のゴミ、飲み物のゴミ、レシートやらなんやらであっという間に散らかっていくのだ。

終わりがない。やっても永遠に終わらない。そして、捨てさせてくれない。ゴミ袋に入れたはずのものが部屋に戻されていることもよくある。

もう、嫌になった。あそこで暮らし続ける限りそれらは永遠に繰り返されるのか…しかし、こんな状態の家族を放置して家を出て暮らすのはもっと心苦しい。

終わりのないゴミとの戦いに巻き込まれたままゴミに埋もれて生きていかなければならないのかと思うと、虚しくてたまらない。

それでも、風や雨をしのげる、虫や動物に襲われることもなく、暖かい布団で眠れることはありがたい。

でも、ゴミだらけの家に住むのは本当に辛い、苦しい、片付けたい、でも、片付かない。

心を鬼にして、実家のものを捨てまくっていた時もあったけど、家族の生き方を否定する行為だと言われて以来、捨てられなくなった。

それでも、今の家は木造だから、ゴミをそのままにし続け、物が増え続ければ、潰れてしまう。害虫も出始めたので駆除しなければ家が潰れてしまう。

やらなければいけない、でも、片付けたことに文句を言われるのも、あの家に居るのも嫌になったので、少しだけプチ家出。

まだ寒いので車中泊は厳しい…というかこわい。これからどうしようとか考えて、妹にメールをする。

生きていくって大変だ。
それでもやっぱり、もっと幸せな生き方があるって気づいてほしい。だから、片付けるしかないのだ。

とりとめもなく、書きなぐったら少し気持ちが軽くなった気がする。捨てたものに対して文句さえ言われなければ、私はまた気力を取り戻せるだろうと思う。