カミカミセラピー
今日も仕事が終わって帰ってきて、1人ぽっちでお留守番してくれていたおはぎちゃんを抱え上げるとゴロゴロと喉を鳴らすので頬ずりしたり撫でくりまわしたり。
長時間のお留守番や、帰りが深夜になる場合は、頑張ってお留守番してくれたお礼に、いつものより豪華なカリカリや、レトルトパウチのごはんをあげるようにしている。
今日もご褒美のごはんをあげて、仕事場のニオイを消すためにお風呂に入る。
風呂上がりの裸足の足をおはぎに狙われるので、すぐに靴下を履き、化粧水やらなんやらを顔に塗りたくる。
明日会社に提出しなければならない書類がいくつかあったので、書き物をしているとやたらとおはぎちゃんに邪魔をされる。
仕方なし少し高めのテーブルに移動して書き物をしても私の体を伝ってテーブルに飛び乗る。頭がいい。
とにかくお留守番頑張った後のかまって攻撃に会うので作業が捗らない。
でもなんとか書き物を終えて、カバンにしまう。明日の持ち物は前日の夜のうちに準備しないと不安な性分。
翌日でいいやとか思ってると、次の日何かしら忘れ物をする比率が高い。
前日にやっておくと余裕が生まれるのでプラスαの何かができる場合もある。
話が逸れたが、とにかく、ようやく今日すべきことをひと通り終えて布団に入る。
おはぎちゃんのさらに激しいカミカミ攻撃。
でもなんだか、おはぎに噛まれている自分が幸せに思える。
眠たくなると、カミカミ攻撃がさらに激しくなるのだが、生後1カ月で母猫とはぐれてしまったおはぎちゃん、乳離れだってまだできていなかったかもしれない。
おはぎちゃんに手を噛まれまくりながら、母猫のお乳を探す代替え行動なのかもしれないと思うと、おはぎちゃんは私をお母さんと思っているかもしれなくて、甘えてくれている。必要としてくれているのだろうと思うのだ。
右手なんかもうすっかりボロボロだけど、そこらじゅう赤く斑点ができて少し腫れたりしてるけど、この子にとっての母でいられるなら、そんな痛みは喜びでしかなく。私にとって最高の癒しなのだ。