つぶやきノート

日々のアレコレを記録してます

合理と不合理のバランス

台所に立って洗い物をしていると、いろいろな考えが浮かんでくる。

お風呂場でシャワーを浴びている時もだけど、水の流れには停滞している思考を押し流してくれるような作用があるように思う。

 

ここ数日、仕事の不合理な部分について考えている。

取引先によって作業内容や報告形態が違うのは仕方がないけれど、それに対する報酬が見合ってない案件がいくつかあるなぁということ。

 

指定された店舗に行って作業を行い、作業当日にPCやスマホから報告をするというお仕事を扱っている会社はたくさんあって、いくつかの会社を掛け持ちでやってみると、『〇件いくら』という報酬のところは、作業内容に見合った報酬設定で報告もシンプルな形式になっているが、私が1月から始めたある会社の報酬は、店舗での滞在時間(作業時間)に対してのみ報酬が支払われるので作業の時間が短くなればなるほど賃金が安くなる。しかしそれに対して報告の形式がシンプルかといえば、そんなことはなかったりする。

かといって、作業に時間をかけすぎるとそれはそれでNGなので、その案件のその店舗の規模にあった作業時間で業務を終わらせなければならない。

 

はっきり言って、報酬はわずかなものだ。

それでも、コンビニの時みたいにまるっきり気の合わない人と一緒に働かなければならないとかでもないし、仕事の内容的に、取引先の方との人間関係であれこれ悩むようなケースもほぼないだろうと思われる。

基本的には一人で巡回して作業して報告して、それを上司がチェックするので上司との関係性は重要だが気に病むようなことは今のところない。

というか、コンビニを辞めてからは仕事のことで悩んで眠れないということはなくなったのでメンタルが安定しているという点だけでも大きな収穫ではある。

 

問題は、月に一度しかない店舗巡回作業の店舗滞在時間に対してしか賃金が発生しないのにもかかわらず、打ち合わせやメール・電話での連絡、急な飛び込みの案件と事前準備などに時間を割かれすぎ、それに対しては一切給料が発生しないことだ。

また、急な飛び込み案件も報酬が少ないわりにリスクが高かったりする。

交通費も出ない覆面調査なのにお店の写真(指定箇所全部)撮って来いって・・・無茶でしょ・・・変に思われたら私が今後買い物に行くときに困るので、そんな安い報酬でリスク高すぎる。

 

割に合わない案件は断ろうかなぁとか、いろいろ考えてはみたものの、割に合わない仕事も上司との信頼関係を築いていく上では必要なのだろうし、世の中全て合理的なものだけで成り立っているわけではないので、仕事も、多少割に合わないものでも消化していかなければならないのかもしれない。

 

ただ、無給の部分に関しては、あまり自分の時間を取られすぎたり賃金に対して見合っていない内容が継続的であるなら、今後のことを考えていかなければならないと思う。

あまりストレスを感じずに働ける環境ではあるけれど、労働内容に対して報酬設定は適切でなければ。

 

そう思う反面、世の中のすべてが陰と陽、プラスとマイナス、正と負、そういったバランスで成り立っているならば、不合理なものと合理なもので成り立っている仕事を受容する必要があるのかもしれない。