頑張ることを、明らめる
そうそう。
思い出した。
私は、いろんなことを頑張るのに、疲れてしまった…ので、頑張るのやめようと思った。
そう思うようになったのは特に、最近。
去年病気して、1ヶ月以上入院して…今もお薬を飲んでいるけれど、病気が治る見込みがあるのかないのかわからないから。
100人に1人がかかると言われている病気になって、物の見方が大きく変わった。
今まで信じていた、可能性は無限大とか、そういう神話は妄想なのだろうと察知した。
それ以来、私は変わった。
どんなに苦しくても頑張り抜くみたいなの、性に合わないらしい。
もともと、怠け者体質ですし。
…というよりも、頑張る理由がなくなってしまった。
これから先もずっと、この病気を抱えて生きていかなきゃならないので、マイナス要素とも向き合っていかなきゃならない。
今までできてたことが、できなくなってしまっている自分に歯痒さを感じるし、明らめることが自分を楽にしてくれると悟った。
悔やんでも、なってしまったものはしょうがない。
いつかは治るかもしれないと信じるしかない。
最近は、こんな自分でも、できることやなれるものがあるのではと模索しているけれど、私にできることといえば、スーパーのレジをやっとこさ、こなすくらいだ。
新しいことは、覚えられない。
教わったことを忘れてしまう。
メモを取るとか、そういう次元の話ではなくて、ハンデを背負っているのだ。
だから、何かに成ろうとか、頑張り続ければ夢は叶うとか、そういうことを考えるのをやめてしまった。
それらは、自分にとっては、妄想にすぎないから。
肩の力抜いて、ゆるっと働くこと。
当たり前のことを毎日コツコツこなすことが、私にもできる唯一のこと。
でも、本当はそれが一番難しい。